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型番別

505・517・646・578の違い|ジッパーフライモデル完全比較

505517646578ジッパーフライ

ジッパーフライモデルの概要

リーバイスの501はボタンフライが特徴ですが、1967年以降はジッパーフライモデルが複数登場しました。代表的なものは505(ストレート・1967年〜)・517(ブーツカット・1960年代後半〜)・646(ベルボトム・1970年代)・578(フレアカット・1970年代)です。これらのモデルはジッパーブランドによる年代判定が可能という利点があり、501にはない鑑定ポイントとして非常に重要です。Scovill・Conmar→1950年代以前、TALON 42→1950〜60年代、TALON(42なし)→60年代後半〜70年代前半、YKK→70年代以降という判定が各モデルに適用できます。

505(1967年〜)ストレートフィット

505は1967年にデビューした501のジッパーフライ版です。シルエットはほぼストレートで股上がやや浅くよりスリムな印象です。Big E期(1967〜1971年)は「70505」という品番でTALON 42またはTALONジッパーを使用しています。年代判定はTALON 42→1950〜60年代(505誕生前の関連モデル)、TALON→60年代後半〜70年代前半、YKK→70年代以降です。70505はBig Eタブ・ケアラベルなし・セルビッジの三点が揃う個体が特に高評価です。505はジーンズとしては珍しいジッパーフライのBig Eモデルとして、501に次ぐコレクター人気を誇ります。

517(1960年代後半〜)ブーツカット

517は裾に向かってわずかに広がるブーツカットシルエットが特徴です。1960年代後半のカウボーイ・カントリーカルチャーを背景に誕生し、ヒッピー文化とも結びついています。1970年代の517はオレンジタブに多く、ハイウエストが特徴です。1990年代の517はミッドライズになりシルエットが変化しています。年代によってシルエットが大きく異なるため、フレアの広がり方も年代判定の参考になります。ジッパーブランド(TALON→70年代前半以前・YKK→70年代以降)と組み合わせることで、より精密な年代判定が可能です。

646(1970年代)ベルボトム

646は膝下から大きく広がるベルボトムシルエットが特徴で、1970年代のディスコ・グルーヴ文化を象徴するモデルです。オレンジタブラインに多く展開された廉価ラインモデルで、当時は赤タブモデルより安価でした。現在はその時代性とシルエットの独自性からコレクター需要が高まっています。YKKジッパーを使用しているものが多く、ケアラベルの3桁または4桁コードで製造年月を絞り込めます。セルビッジあり・オレンジタブ・YKKジッパーの組み合わせで1970年代前半の個体と判定できます。

578(1970年代)フレアカット

578は1970年代のフレアカットモデルで、646のベルボトムほど極端ではなく、より穿きやすいフレアシルエットが特徴です。現存数が少なく希少モデルのひとつとして知られており、ヴィンテージ市場での認知度は501・505・517ほど高くありませんが、知る人ぞ知るプレミアモデルです。YKKジッパーを使用していることが多く、ケアラベルの有無・セルビッジの確認で1970年代前半か後半かを判定できます。アウトシームのオーバーロックステッチ色(オレンジ→1981〜84年・白→1985〜93年)も年代の補助指標になります。

4モデル比較早見表

505:ストレート・ジッパー・1967年〜・Big E期は70505・コレクター人気★★★★★。517:ブーツカット・ジッパー・1960年代後半〜・カウボーイ/ヒッピー文化・コレクター人気★★★☆☆。646:ベルボトム・ジッパー・1970年代・オレンジタブ多・ディスコ文化・コレクター人気★★★☆☆。578:フレア・ジッパー・1970年代・希少・コレクター人気★★★★☆。共通確認ポイント:ジッパーブランド(年代判定の核)・セルビッジ有無・ケアラベル有無・タブ色・アウトシームのオーバーロック色。

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