LEVI'S VINTAGE ID.

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赤タブ完全ガイド|Big E・Small e・商標R・タブの向きまで

赤タブBig E1971年商標Rオレンジタブ

公開:2026.04.01

赤タブとは何か

赤タブとはリーバイスのジーンズやジャケットのバックポケット右上に縫い付けられた小さな赤い布製ラベルです。1936年にリーバイスが商標を守るために導入し、以来ブランドのアイコンとして世界中に認知されています。現在も現行品に使われており、タブの文字の大小・商標Rの有無・タブの向き・色がヴィンテージ品の年代判定において最も重要な指標のひとつとなっています。赤タブは見た目は小さいですが、1枚で年代を30年単位で絞り込める最強の指標です。必ず両面を確認することが鑑定の基本です。

商標Rなし→商標Rあり(1936〜1950年の区別)

Big E(両面大文字)の中でもさらに細かく年代を絞る指標が「商標R(®)」の有無です。商標Rなし・両面大文字「LEVIS」→1936〜1950年頃:赤タブ導入初期で商標登録前の仕様。商標Rあり・両面大文字「LEVIS」→1950〜1971年:商標が登録され「®」マークが追加された仕様。この区別により、Big Eを「前期Big E(1936〜1950年)」と「後期Big E(1950〜1971年)」に分けることができます。前期Big Eは後期Big Eよりさらに希少で、本革パッチ・Conmar/Scovill/TALONジッパーと組み合わさることが多いです。

Big E(1936〜1971年)とSmall e(1971年〜)

「Big E」とはコレクターが使う用語で、赤タブの「LEVIS」表記が両面とも大文字のモデルを指します。1971年のコスト削減により片面が小文字「Levis」に変更され、これ以降を「Small e」と呼びます。Big E→1971年以前確定・Small e→1971年以降確定という明確な判定ができます。確認の際は必ず両面を見てください。表面だけ大文字でも裏面が小文字であればSmall eです。Big Eは35年間だけ存在した仕様で、コレクター市場において最も重視される指標のひとつです。同じ年代・型番・コンディションでもBig EとSmall eでは価格が大きく異なることがあります。

タブの向きによる年代判定

あまり知られていない指標として「タブの向き」があります。縦向き(文字が縦に読める)→1950年代以前。横向き(文字が横に読める)→1960年代以降標準。この指標は赤タブやケアラベルほど確実性は高くありませんが、他の指標と組み合わせることで年代判定の補助として機能します。特に「縦向きBig E」であれば1950年代以前の可能性が高まります。撮影の際はタブを引き出して文字の向きが確認できるよう正面から撮影してください。

オレンジタブとホワイトタブ

オレンジタブ(1969〜1999年)はBig Eとは異なる廉価ライン向けのオレンジ色タブで、ベルボトム(646)などファッション向けモデルに使用されました。現在は廃止されており一定のコレクター人気があります。注意点として1969〜1971年の短期間はBig Eのオレンジタブが存在します。つまりオレンジタブでもBig E(両面大文字)であれば1969〜1971年の可能性があります。ホワイトタブは特定の限定モデルに使用されています。オレンジタブとSmall eの赤タブを混同しないよう注意してください。オレンジタブのBig E期は特に希少でコレクター価値が高いです。

赤タブの撮影・確認方法と鑑定への活用

赤タブを正確に鑑定するための撮影方法を解説します。まずタブをポケットから引き出し、両面が見えるようにしてください。接写(マクロモード)で文字がはっきり読めるよう撮影し、必ず表裏2枚を用意します。光の当て方は斜め上からが基本で、文字が浮き上がって見えます。撮影後はAI鑑定に活用してください。タブの文字が「LEVIS」の大文字か「Levis」の小文字かを確認することで、1971年を境とした年代の分岐を瞬時に判定できます。商標Rの有無・タブの向き(縦か横か)も合わせて確認することで、さらに細かい年代推定が可能です。

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